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今日は体育の日です。
統計的にも晴れの日が多いようです。
今日はまた、単なる秋晴れ以上に暖かい日です。
これから夏が来るような、ちょっと異常な暑さです。
暖かさが嬉しいのか、我が家のペットが嬉しそうに動き回っています。
ほんと、部屋の中をあっちに行ったり、また戻ってきたり・・・
慣れたペットですから、私のことは気にしないで動き回っています。
吠えるわけでもなく、ほんとうに静かに動き回っています。
ときどきガサガサいうような気がしますが、そんな鳴き声のペットなどいません。
鳴き声ではないようです。
餌が欲しいのか、あちこちを動き回っています。
積極的に餌はあげないようにしていますが、立派な体型になっています。
仕事中でもあり、少しうるさいので「静かにしていてね！」と言うと、理解できたのか一旦立ち止まっています。
こちらを意識してくれているのかわかりませんが、立ち止まっています。
私が立ち上がると、少し動き始めました。
近寄ると、家具の隙間のほうに行こうとしているようです。
かわいいペットが視界から消えてしまったら観察できなくなってしまいます。
今度は私から逃げるようです。
ご主人様の愛情が解っていないようです。
これでは、ちょっとお仕置きが必要です。
少し香料が入ったスプレーを引っ張り出しました。
これを使って、お仕置きです。
逃げようとするので、シャワーのように追い打ちです。
そしたら汗だくでひっくり返って足をバタつかせています。
気持ちがいいのか、救いを乞うているのか、
小さなガキがおもちゃを欲しがってバタついている様子に似ています。
私は殺生は嫌いです。
歩いているときにアリさんがいれば、踏まないように大股でやり過ごします。
そんなやさしい私ですから、殺生は心臓が締め付けられるように辛いです。
でも、かわいいペットでもときにはお仕置きが必要です。
今日は、お仕置きです。
言うことを聞かないから仕方がありません。
シャワーを浴びせるようにスプレーを散布したら、足のバタつきが減りました。
かわいいペットがひっくり返ったその場所には、水溜り（油溜まり？）ができています。
ペットは、水溜りで汗だくのまま背泳ぎしているようです。
しばらくして、足が動かなくなっていたので、片付けました。
中途半端に生き返るといけないので、ティッシュでくるみ、小さなビニール袋に入れ、縛って可燃ごみの中にしまっておきました。
念には念を入れて葬りました。
今日は、かわいいペットのお通夜です。
そして懺悔です。あの世にお送りしてあげたことの懺悔です。
お酒をいただいて、清めて、天国に静かに見送ってあげたいと思います。
（作品番号１７１０１０） |
